診療案内

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皮膚科

日々アレルギー疾患をはじめとして様々な皮膚病の動物たちを診ます。痒みや脱毛、赤みやできものなど、一見わかりやすい症状にみえてもその原因は様々です。皮膚科では、検査に基づいて診断をし、それぞれの動物に対してテーラーメイドでよりよい治療をご提案しております。また、難治性の皮膚病、珍しい皮膚病に関しても専門医と連携をとりながらエビデンスに基づいた治療をおすすめしております。薬のみでなく、サプリメント、スキンケア製品も幅広く取り扱っております。お気軽にご相談ください。
【診断可能領域】
アレルギー性皮膚疾患(アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・ノミアレルギー)・外部寄生虫性皮膚疾患・マラセチア性皮膚炎・脂漏症・膿皮症・ホルモン性皮膚疾患・外耳炎・免疫介在性皮膚疾患・皮膚型リンパ腫(その他皮膚腫瘤)・淡色被毛脱毛症・毛周期停止

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獣医歯科

獣医歯科における口腔内疾患には、歯肉炎や歯周病、顎骨折、口腔内腫瘍など幅広い疾患が存在します。当院では、歯科用ポータブルユニット(Daisy osada portable unit)、歯科用レントゲン(DEXCOWIN ADX4000W)により、あらゆる口腔内疾患の診断と治療をすることが可能です。また、治療後のデンタルケアの管理、アフターケアを徹底して取り組んでいます。
【診断可能領域】
歯周病・根尖周囲病巣・歯瘻・口腔鼻腔瘻・口鼻瘻管・猫難治性口内炎・額骨折 ・口腔内腫瘍全般

腫瘍科

近年の腫瘍に対する獣医療の発展はすさまじく、常に新しい治療方針が生まれつつあります。当院腫瘍科ではその最新の知見を踏まえた、学術的なエビデンスに基づく診断および治療法の提案を心掛けております。腫瘍が疑われる症例に対し、血液検査や画像診断のほかに、針生検を用いてその診断を行います。針生検は注射針を用いて腫瘍が疑われる部位の細胞を採取し、顕微鏡で直接観察する手法で、動物に対する侵襲性が低い点、細胞を直接観察して腫瘍か否かを判断できる点がメリットとして挙げられます。また、治療においては外科的療法 (手術) 及び、化学療法を行っており、とくに化学療法に力を入れております。化学療法はいわゆる抗がん剤で、重い副作用があるイメージをお持ちだと思います。しかしその使用量をうまくコントロールすることで、腫瘍の増殖を抑制し、生活の質(Quality of life: QOL)を維持することが可能です。腫瘍と診断されたペットの治療方針は様々なものがあります。その中から飼い主さんがより納得できる選択肢を提示できるよう努めてまいります。
【診断可能領域】
リンパ腫・肥満細胞腫・骨肉腫・軟部組織肉腫・乳腺腫瘍・肛門嚢アポクリン腺癌・扁平上皮癌・基底細胞腫 ・肝細胞癌・組織球性肉腫・リンパ造血系腫瘍・組織球系の腫瘍・中皮腫

腎臓・泌尿器科

犬・猫の泌尿器系の病気も近年増加しています。 腎臓、膀胱の様々な病気が、血尿や乏尿 (尿が出ない) 、多尿、飲水量の増加などの症状を引き起こします。当院では、高性能血液化学検査器 (IDEXX catalyst Dx) を所持しており、血中SDMAやUPCといった通常の血液検査や尿検査では測定しきれない項目を用いた腎機能の検査を行っております。その結果を尿検査、超音波検査、レントゲン等の結果と合わせて包括的に判断し病気の診断を行います。さらに診断された症例に対し、麻酔下での処置や外科手術から、入院、通院での点滴注射、自宅点滴指導、さらには投薬やサプリメント、日々の食餌管理までその子に合った対応を行っております。
【診断可能領域】
急性腎臓病(AKD)・慢性腎臓病(CKD)・腎結石・腎盂腎炎・膀胱炎・膀胱結石・尿道閉塞・尿石症・猫の下部尿路疾患(FUS・FLUTD)・泌尿器系の腫瘍性疾患

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自然療法科

自然療法科では動物本来の自然治癒力を高めることにより、疾患を治癒に導く治療を行います。 診療科目としては、運動器疾患、皮膚疾患、精神疾患・・・と多岐にわたりますが、手術までの身体の基盤を整えることも含め中西結合医療を基本にしています。身体的側面と心理的側面から全て診ることから始まり体質診断をします。個体にあった治療法の選択をするため、中獣医鍼灸(中国伝統医学に基いた治療)による治療やオゾン療法やプラセンタ療法、ホモトキシコロジー療法・・・などあらゆる治療を組みあわせることで、愛玩動物にとってQOL(生活の質)の改善と共に治癒へと導きます。
【診断可能領域】
鍼灸治療:運動器疾患(椎間板ヘルニア・変形性脊椎症・脱臼・老化に伴う筋力低下等)
皮膚疾患(脱毛症・脂漏性皮膚炎等あらゆる疾患に対応)
漢方治療:全疾患対応 (老齢性疾患・精神疾患・分離不安・行動異常、必要に応じ最適な治療法を選択します)